物静かなIT初心者の勉強録

物静かな社会人2年目のSEです。ITについて少しずつ勉強しています。よろしくお願いします。

【初心者向け】基本情報技術者試験の勉強方法

こんにちは!
社会人2年目、システムエンジニアの静香です🌱
社会人になってから2番目に取得した資格、基本情報技術者試験について、
IT初心者観点でお話しします。

 

 

基本情報技術者試験の概要

基本情報技術者試験(基本情報)は、ITエンジニアに必要な基礎知識や技術を網羅した試験です。
具体的には以下についての理解が求められます。

 ・アルゴリズム
 ・ハードウェア
 ・ソフトウェア
 ・データベース
 ・ネットワーク
 ・セキュリティ
 ・プロジェクトマネジメント
 ・サービスマネジメント
 ・経営戦略
 ・法務
 etc...

 

見ての通り、非常に幅広い分野に対する知識が必要なことが分かります。
また、試験は午前試験と午後試験に分かれています。

▶ 午前試験:4択の選択問題。所謂「知識勝負」になります。
▶ 午後試験:長文問題。読解力が問われます。
プログラミング能力・アルゴリズム能力も必要です。
また、出題された問題をすべて解答するのではなく、大問をいくつか選択して解答します(筆者が受験した時は全11問中5問の選択でした)。

合格には、午前・午後試験の両方で6割正解することが必要です。

 

資格取得の動機・目的

IT技術者に必要な基礎知識を網羅的に学ぶために受験しました。
当時はまだ自分のキャリアパスが定まっていなかったので、基本情報技術者試験を通して、ITに関する知識を広く学びたいと考えていました。

 

勉強時間

IT初心者ですが、計150時間で合格できました。
平日の朝・夜に30分ずつ、5カ月間勉強を行いました。

 

勉強方法

以下の要領で勉強を行いました。

①午前試験

・参考書を1冊買い、3週目を通す(勉強期間:約1カ月)
・過去問道場で200問解く(勉強期間:約0.5月)
 参考書は↓の教材を使いました。

 

②午後試験

アルゴリズムとプログラミングは計50点分の配点があったので、重点的に勉強を行うようにしました。
はじめは解説を読んでもさっぱり内容が分からない問題もありましたが、繰り返し解いているうちに、少しずつ解けるようになりました。

1) アルゴリズム

参考書を1冊買い、3週目を通す(勉強期間:約0.5月)
参考書は↓を使いました。

 

2) プログラミング (Java)

言語は選択可能ですが、筆者はJavaを選択しました。
文法問題は少なく、アルゴリズムの理解を問われる問題が多かったです(繰り返し・条件分岐についての理解に加え、オブジェクト指向についての理解など)。
また、インターフェースや継承に関する問題はほぼ毎年のように出題されているので、しっかり理解しておくようにしました。

勉強は、以下の要領で進めました。
・会社の研修で使用した参考書に3週目を通す(勉強期間:約0.5月)
・過去問道場(午後)で、過去問5年分を解く(勉強期間:約1カ月)

 

3) その他の分野

・問題集を1冊買い、3週目を通す(勉強期間:約1カ月)
・試験本番で選択する予定の大問については、過去問道場で過去問を追加で解く(勉強期間:約0.5月)
※筆者はデータベース、セキュリティ、マネジメント・ストラテジを追加勉強しました。
参考書は↓を使いました。

 

試験本番

午前試験は想定より「基礎理論」の分野からの出題が多かったので焦りました。
それ以外は、過去問と同じような問題でした。
午後試験は、大問によって容化している問題と、難化している問題に分かれていました。
選択しようと思っていた「データベース」の分野が難化していたので、本番では結局他の大問を選択しました。
特定の分野に絞らず全体的に理解を深めておくことが大切かもしれません。

 

試験を終えて

基本情報技術者試験を受験してよかったことは、2つです。

1つ目は、ITエンジニアに必要な技術や知識を網羅的に学べたことです。
知っている専門用語が増えたことで、メンバーとの打ち合わせがしやすくなったと感じます。

2つ目は、アルゴリズムへの理解が深まったことです。 プログラミングの考え方の基本となるアルゴリズムを学んだことで、プログラミングの作業効率が高まったと感じました。

 

おわりに

以上、基本情報技術者試験の勉強方法でした。
未経験の私にとってはアルゴリズムやプログラミングの分野の勉強が特に大変でしたが、業務に役立つ場面も多いので地道に勉強して良かったと感じています。
次回はMicrosoftクラウドの資格であるAzure Fundamentals (AZ-900)についてお話したいと思います!
それでは!

【初心者向け】ITパスポートの勉強方法

 

こんにちは!

 社会人1年目、システムエンジニアの静香です🌱

 社会人になってはじめて取得した資格、「ITパスポート」について、

 IT初心者観点でお話しします。

 

 

 資格取得の動機・目的

 IT国家資格のなかで最も難易度の低い資格だからです。

 学生時代にITとは無縁の学部で勉強をしていたので、

 本試験を通して、ITの基礎知識を身に着けることを目的としました。

 

 勉強時間

 未経験者ですが、計60時間で合格できました。

 平日の朝・夜に30分ずつ、2カ月間勉強を行いました。

 

 勉強方法

 以下2つを行いました。

 ①参考書を1冊買い、3周目を通す(勉強期間:約1カ月)

 ②過去問道場で過去問を300問とく(勉強期間:約1カ月)

 

 参考書は↓の教材を使いました。合格にはこの1冊で十分です。

 IT用語がシンプルかつ端的にまとめられている良本でした。

   

 試験本番

 全体の10%ほどが初見の問題で少し焦りました。

 他は過去問ベースの問題だったので、落ち着いて解いていけました。

 

 試験を終えて

 

ITパスポートを受験して良かったことは2つです。

 

 1つ目は、システム開発の流れが分かっことです。

 担当業務が全体のどの工程にあたるのか、把握することができました。

 

 2つ目によかったことは、基本情報技術者試験の勉強の負担が減ったことです。

 基本情報技術者試験」は、ITパスポートの次のステップの国家試験ですが、ITパスポートと試験範囲が重複しています

 なので、ITパスポートの勉強は実質「基本勉強情報技術者試験」の試験勉強につながることになりました!

 

おわりに

 以上、ITパスポート試験の勉強方法でした。

 仕事をこなしながらの試験勉強は大変でしたが、試験を通して得たものは多かったです。

 次回は基本情報技術者試験についてお話したいと思います!

 それでは!

 

はじめまして!社会人1年目、SEの卵です🐣

■ 自己紹介

 こんにちは!

 

 はじめて記事を書きます。静香です。

 

 学生の頃は農学部でトマトの研究をしていました。

 

 いまは社会人1年目で、SE (システムエンジニア)としてWEBの維持管理業務を担当しています。

 

 毎日新しいことばかりで、頭の中にはてなを100個くらい浮かべながら仕事に取り組んでいます💦

 

 わたしのように社会人からIT系の企業で働きはじめた方はたくさんいらっしゃるのかなと思います。

 

 そんな駆け出しのエンジニア方のためになるような記事を少しずつ書いていきたいと思っています!

 

 どうぞよろしくお願いします🌱

 

(特にいい写真がなかったので、学生時代研究に使っていたトマトの写真をあげておきます...。)